ブログBLOG

相談事例

2019.04.05

相談例「雇用関係助成金に関する相談」

※雇用関係助成金は、「人を雇う時、従業員への訓練や、働きやすい職場づくりに取り組む時など」に、一定の要件(労務の適正管理など)を満たせば、企業が受給できる返済不要の支援制度です。
詳しくはこちらから

Q 助成金と融資の違いは何ですか?

雇用保険関係の助成金のほとんどのものは、返済する必要はありませんが融資は返済の義務があります。

Q 助成金は、簡単に活用できますか?

助成金によって受給できるまでの難易度が変わります。雇入れに関する助成金は比較的活用しやすい助成金と言えます。企業自らで書類を作成して助成金を活用している企業もありますし、助成金の専門家(社会保険労務士)へ依頼して活用している場合もあります。

雇用関係の助成金の申請窓口は次のリンク先から確認できます。
主な助成金の申請窓口一覧

Q 申請すれば、助成金をもらえますか?

審査があります。審査を通過した事業者へのみ助成金がもらえます。

Q 雇用保険に加入していなのですが、助成金を受給することはできるのでしょうか?

なかには雇用保険に加入していなくても受給できる助成金もありますが、ほとんどの厚生労働省の助成金は雇用保険に加入する必要があります。これは、厚生労働省の助成が雇用保険を財源にしているからです。

Q 雇用保険に過去加入していましたが現在加入していません。

離脱後2年以内に雇用保険へ加入しなおせば、2年前にさかのぼり助成金を受け取ることができます。

Q 他の助成金と重複してもらえるのですか?

制度の趣旨が異なるものなら併せて受給できる場合はあります。

Q 申請資格である中小企業の定義とはどのようなものですか?

小売業(飲食店含む) 労働者50名以下または資本金・出資額5000万以下
卸売業 労働者100人以下または資本金・出資額1億円以下
サービス業 労働者100人以下または資本金・出資額5000万円以下
製造業・工業・鉱業・その他の業 製造業・工業・鉱業・その他の業

Q 今後事業拡大に伴い、設備投資と新規採用の予定がある。活用できる助成金はありますか?

設備投資と合わせて新規雇用する場合に活用できる地域雇用開発助成金があります。定められた期間内に
設備投資の要する費用(300万円以上)と新規雇用数(3名以上)に応じて、助成金を受給できる可能性があります。

Q アルバイトの方を正社員に転換する際に、活用できる助成金とはどのようなものですか?

キャリアアップ助成金の正社員化コースがあります。
詳しくはこちら、キャリアアップ助成金正社員化コース(グッジョブ相談ステーション内部リンク)